希望のダイヤル

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※毎週土曜日に更新されます。

2024.02.03

苦難の日に呼び求めよ

詩編50:15

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。

 元旦に能登半島を大地震が襲って1ヶ月以上が経ちました。全国各地から支援の手が差し伸べられ、志を持った方々の派遣が次々に始まっていると聞く一方で、被災地では支援が行き届かず、たくさんの方々が困難と戦いながら日を過ごしているという現状も耳に届きます。大切な方々を亡くし、家も持ち物も何もかも失い、悲嘆に暮れている方々や、絶望の淵に立たされている方々のことを思うと、胸が張り裂けそうになります。物資や住まい、設備や道路といった、目に見える面での支援が少しでも早く行き渡り、復旧が進むようにと願うとともに、心のケアといった、目に見えない面でのサポートの手が注がれていくようにと心からお祈りします。

 さて、日本人は律儀な国民だと言われますが、その表れなのでしょうか、”私はクリスチャンではないから、聖書の神様にお祈りはしてはいけないのではないか”とか、”私みたいなクリスチャンではない者が、イエス様にお祈りしても助けてはくれないだろう”と考えておられる方が多いのではないかと思うことがあります。でも、聖書にはこう書かれているところがあります、「苦難の日に わたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出し あなたはわたしをあがめる」。私たちが苦難に遭うとき、私たちが神様に助けを呼び求めるならば、神様は私たちの声に耳を傾けてくださいます。そこには、クリスチャンとか、そうでないとかいった分け隔てはありません。”神様、助けてください”と、心から神様を呼び求めるならば、神様は助けてくださいます。そして、その後に、神様は確かにおられる、神様は確かに祈りに応えてくださると、神様をあがめる心を与えてくださいます。その心を神様は導いてくださり、私たちに信仰の道を開いてくださいます。イエス・キリストの救いへとつながる信仰の道です。私たちが神様を知らず、滅びへとまっしぐらに突き進んでいたときから、神様はこの救いの道を備えてくださっていました。神のひとり子キリストが世に遣わされ、十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえられたことによって、救いの道は完成したのです。どこに住む、どんな人であっても、たとえ、それまで神様に全く目を向けたことのない人であっても、”助けてください”と心から神様を呼び求めるならば、神様はその声を聞き、キリストの救いへと導いてくださるのです。キリストのもとに来た人は、自分の犯してきた罪を悔い改めることによって、罪の赦しをいただき、滅びからの救いをいただくことができます。このキリストの救いをいただいた者は、祈りに必ず応えてくださる神様を信じる信仰によって、困難の中にあっても平安と喜びと希望を絶やすことなく生きていくことができます。

 「苦難の日にわたしを呼び求めよ」と、神様は語りかけておられます。今、あなたは苦難の中にありますか。ぜひ、神様を呼び求め、神様に助けていただきましょう。そして、神様を信じる者となりましょう。

 教会では、あなたのおいでを心からお待ちしています。

 

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