希望のダイヤル

希望のダイヤル / 0797-77-3746

電話で約3分間のテレフォンメッセージを聞くことができます。
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24時間いつでも電話一本で聞くことができますので、ご家族ご友人にもぜひ紹介ください。

※毎週土曜日に更新されます。

2025.05.31

いのちの光を持つ

ヨハネ8:12

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。


 今から10年以上前の話になりますが、アフリカのタンザニアを訪れたことがありました。日本人の宣教師ご夫妻のもとで、教会の青年たちと共に1ヶ月間滞在しました。当然でしょうが、いろいろなことが日本と異なり、驚きの連続だったことを覚えています。印象に残ったことの一つに、停電があります。私たちが滞在していたのはタンザニアの南にある田舎の村で、電気はちゃんと通っているのですが、夜7時くらいになると、各家庭での電気の使用量が供給量を上回り、停電が起きました。毎晩です。日本と違って、外に街灯もなく、本当に真っ暗になりました。最初は慌てました。懐中電灯を探してパニックになりました。でも、数日経ち、1週間も過ぎると、不思議なもので、慣れてしまいました。そのうち、その時間を見越して早めに調理しておいた食事を囲み、真っ暗の中、懐中電灯の灯りひとつで平然と食事を続けるようになりました。手元に灯りさえ用意しておけば大丈夫、というわけです。


 イエス・キリストを信じている人も、同じです。真っ暗の中、手に煌々(こうこう)と照らす灯りを持っているようなものです。聖書に、このようなキリストの言葉があります、「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます」。この世界は暗闇です。どこに真理があるのか、どこに正義があるのか、どこに平和があるのかと叫びたくなるような、暗闇です。なぜでしょうか。国が悪いから?社会が悪いから?悪い人たちがいるから?確かにそうでしょう。でも、それらの前に、まず、私たちの心に罪があるからです。私たちは、罪のために神様から遠く離れ、滅びゆく存在です。私たちは、その罪のために、暗闇の中を突き進み、ついには滅びてしまうのです。しかし、イエス・キリストが神様から遣わされて、私たちの暗闇の真っ只中に来てくださいました。世の光、いのちの光となるためです。キリストは、十字架にかかって死に、死を打ち破って、よみがえってくださいました。誰でも自分の罪を悔い改め、キリストを救い主と信じる者は、罪の赦しと滅びからの救いが与えられます。闇から光へ、永遠のいのちの光をもって生きる生き方へと移し替えられるのです。この救いに生きる者は、どんなに世界が暗闇に包まれようとも、キリストの光を持って、平安と希望に満ちて歩んでいくことができます。


 私たちの世界を覆う暗闇は、ますます暗さを増していきます。あなたも、世の光であるキリストの救いをいただいて、いのちの光を持つ者となりませんか。


 教会ではあなたのお越しを心からお待ちしています。お気軽にお越しください。

 

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