希望のダイヤル

希望のダイヤル / 0797-77-3746

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24時間いつでも電話一本で聞くことができますので、ご家族ご友人にもぜひ紹介ください。

※毎週土曜日に更新されます。

2022.11.19

死んでいたのに生き返った

ルカ15:24

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。

ロシアのサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館には、レンブラントが描いた一枚の有名な絵が収められています。「放蕩息子の帰還」です。ぼろぼろの服を着てひざまずく息子と、優しさと憐みに満ちた表情で彼を抱きかかえて迎える父親の姿が描かれています。これは、キリストが語られた譬え話の一場面を描いたものです。

あるところに父親と息子が住んでいました。あるとき、息子が父親に、自分が受け取る遺産の分け前を今すぐ欲しいと言い出しました。まだ父親が健在であるにも関わらずです。多額のお金を受け取った息子は、家を飛び出しました。そして、町へ行き、湯水のようにお金を使い果たしました。すっからかんになった彼は、ちょうどその地方を襲った飢饉のために、食べることにまで困窮し始めました。そのときになってようやく、彼は悟りました、父親のもとに帰ればよいのだと。彼は、家路に着きました。一方の父親は、息子が家を飛び出したその日から、彼の帰りを待ちわびていました。ですから、はるか遠くに、ぼろぼろの服を着て歩いてくる人を見たとき、それが我が子だとすぐに気がついたのです。父親は家を飛び出し、彼を喜んで迎えました。そして、こう言いました、「この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから」。

この父親とは神様のこと、息子は私たちです。私たちは神様に創造され、神様の祝福をいただいて、神様と共に生きる存在でした。しかし、罪が入り込み、私たちは神様から遠く離れ、滅びる存在となりました。神様はそんな私たちを憐れみ、キリストを送ってくださいました。キリストは私たちの救いのために、十字架にかかって死に、死からよみがえられました。私たちは罪を悔い改め、キリストの十字架を信じるだけで、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。神様は、救いを受け取る者を喜んで迎え入れ、「死んでいたのに生き返った」と言ってくださいます。この言葉の通り、滅びる運命だった私たちは、キリストの十字架の救いによって、滅びなくてもよい者、生き返った者となるのです。

”あなたは死んでいたのに生き返った”。神様は、あなたにもこの言葉をかけたいと願っておられます。あなたが、キリストの十字架を信じ、神様のもとに来るならば、神様は喜んで迎え入れてくださいます。あなたもぜひ、キリストの十字架の救いをいただいてください。

教会では、毎週日曜日の午前に礼拝を行っています。新型コロナ感染防止のために、2回に分けて行っていましたが、11月から10時半からの1回だけの礼拝に戻っています。マスク着用、手指消毒など感染防止に努めながら、賛美歌を歌い、祈りを捧げ、神のみ言葉である聖書のメッセージを聞きます。あなたもぜひ一度お集いください。

 

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