主があなたとともにおられます
ルカ1:28
クリスマス、おめでとうございます。
あなたにとって、クリスマスはどんなときですか。楽しく過ごすとき、のんびり過ごすとき、もしくは、忙しく過ごすときでしょうか。どのような過ごし方であっても、クリスマスにお生まれくださったイエス・キリストに目を向けるならば、大きな祝福につながります。
イエス・キリストお誕生のストーリーをご存知の方は、多いと思います。母となるマリアのところに、ある時、天使が現れ、聖霊によって救い主をみごもったことを告げ知らせます。レオナルド・ダ・ヴィンチなどで有名な受胎告知の場面です。天使は開口一番こう言いました、「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます」。「主があなたとともにおられます」というところが大切です。救い主キリストがこの地上にお生まれくださった目的は、私たちとともにいてくださるためでした。
私たちは本来、神様とともに歩み、神様の祝福をいただいて生きる存在でした。しかし、罪のために、この神様と私たちとの関係は壊されてしまいました。私たちは神様から遠く離れ、罪のために滅びなくてはならない者となってしまいました。神様は、そんな私たちが滅びるの惜しんでくださり、もう一度私たちとの関係を築き直して、私たちとともに歩んでくださるために救いの道を備えてくださいました。それが、神様から遣わされたひとり子キリストです。キリストは、この地上の生涯を歩まれた後、十字架にかかって死なれ、死に打ち勝って復活されました。自分の罪を悔い改め、キリストを救い主と信じる者は誰でも、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。そして、”主が私とともにおられます”という信仰によって、希望と平安をもって生きることができます。ですから、「主があなたとともにおられます」という天使の言葉は、私たち一人一人に与えられた救いの約束だったのです。
クリスマスは、私たちのところに来て、十字架による救いを与えてくださったキリストを信じる信仰を新たにするときです。あなたもキリストの救いに与りましょう。そして、ともにいてくださるキリストを信じる信仰に生きる者となりましょう。
教会ではあなたのお越しを心からお待ちしています。
なお、このメッセージは12月25日夜までとさせていただきます。







