希望のダイヤル

希望のダイヤル / 0797-77-3746

電話で約3分間のテレフォンメッセージを聞くことができます。
同じ内容のものをこちらのページに記載しています。
24時間いつでも電話一本で聞くことができますので、ご家族ご友人にもぜひ紹介ください。

※毎週土曜日に更新されます。

2025.08.16

神はわれらの避け所

詩篇46:1−3

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。


 厳しい暑さの8月もようやく途中まで来ました。ここ数日は、暑さだけでなく、大雨による被害が各地で顕著でした。被害に遭われた方々の上に、神様の豊かな慰めがありますようにと心からお祈りします。それにしても、暑さにせよ、大雨にせよ、自然の猛威は人間の力が及ばないものだとつくづく感じます。人間は、自分たちの技術力や進歩を誇り、この地上を我が物顔で闊歩(かっぽ)します。あたかも全てを自分たちがコントロールできるかのような錯覚にさえ、ときに陥ります。そして、あるとき突然、それらが思い込みであったことに気づくのです。実のところ、人間は無力なのです。この事実を突きつけられて心地よい人はあまりいないでしょう。でも、ときに”自分の無力さ”に行き当たることは、神様と出会うチャンスになるかもしれません。


 聖書にこのように書かれています、「神は われらの避け所 また力。苦しむとき そこにある強き助け。それゆえ われらは恐れない。たとえ地が変わり 山々が揺れ 海のただ中に移るとも。たとえその水が立ち騒ぎ 泡立っても その水かさが増し 山々が揺れ動いても」。この聖書の言葉が語る通り、どんな激しい天変地異が起ころうとも、どんな厳しい試練が襲いかかってきても、そして、私たちがどんなに自分の無力さを味わい知ろうとも、神様は私たちをかくまい、力となり、助けとなってくださいます。この神様を信じ、頼るなら、私たちは恐れることは何もないのです。


 ここで少し視点を変えてみましょう。私たちはなぜ、天変地異を恐れ、試練や苦難を恐れるのでしょうか。それは、私たちが神様から遠く離れているからです。そのような心を罪と言います。この罪の問題を抱えている限り、私たちは平安も希望もないまま、滅びてしまいます。この罪と滅びの前に、私たちは全くの無力です。厳しい修行を積んでも、精神力を鍛えて研ぎ澄ませても、世のため人のために尽力しても、何の意味もありません。私たちの罪の問題の解決と滅びからの救いは、神様のもとにあります。神様はひとり子キリストを私たちのもとに遣わしてくださいました。キリストが十字架にかかって死に、死を破ってよみがえられたことによって、私たちのための救いの道は完成しました。どんな罪を犯した者であっても、自分の罪を悔い改め、キリストを救い主と信じるなら、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。この救いをいただいた者は、どんなことが起こっても恐れることなく、いつも神様を信じ、神様により頼んで歩むことができます。


 神様は私たちの避け所です。この神様に目を向け、キリストの救いをいただいて、神様の助けをいただいて歩んでいきましょう。


 教会ではあなたのお越しを心からお待ちしています。

 

「希望のダイヤル」はこちらのPodcastでも配信中です。