キリスト教と私

教会員によるキリスト教との出会いの体験談

教会に来られている方々が、どのようにしてキリストに出会い、
どのようにして新しい人生を送るようになったのか、体験談をご紹介します。

2018.04.07

「あなたの敵を愛しなさい」中尾由香

聞き手:前回に引き続き、やはり2017年11月に洗礼を受けられた方、中尾由香さんに登場していただきます。中尾さんは数年前に一度、教会に来られましたね。
中尾由香さん:はい、悩んでいたときに、新聞に折り込まれていた「グローリー」を見て、教会に電話して、初めて礼拝に来ました。
聞き手:初めて礼拝に出られて、どんな印象を持たれましたか。
中尾由香さん:聖書のお話は何の事かまったくわかりませんでした。でも、皆さんが温かく迎えてくださったのが、とてもうれしかったことを覚えています。
聞き手:お家から教会まではどれぐらい離れていますか。
中尾由香さん:自転車で15分くらいです。来るときは少し上り坂なのでしんどいですが、帰りは楽です。教会に帰て、神様から励ましや慰めが与えられて心が軽くなるからかもしれません。
聞き手:確かに、教会に来る前と帰る時とでは、心の状態が違っているでしょうね。これからも、礼拝を大切にして、神様の御言葉を聞き続けていってくださいね。
中尾由香さん:はい、わかりました。頑張ります。
聞き手:では、お証しをお願いします。

私は、5年前に、新聞折り込みに入っていたグローリーを見て、宝塚栄光教会へ電話しました。たぶん場所を教えてほしくてだと思います。

 グローリーに書いてあった文章と、知り合いの人に教会にはいやしがあると聞いたことがあったからです。

 その当時の私の心情は、まさに重荷を背負っていた者でした。原因をお話しますと長くなりますので、大まかに言いますと、借金問題で夫婦の溝ができ、日々ケンカで、私は仕事もして、家事や子どもの学校行事はもちろん頑張っているのに、なぜこれだけしいたげられなくてはいけないのかという、あわれな状態の心情でした。

 仕事場での同僚とは楽しく仕事もでき、ランチしたりして、いやな事も忘れ、職場の人とのおしゃべりなどで気がまぎれるぐらいでした。

 しかし、夜一人で台所で、現実を思い返し、涙することがよくありました。聖書にある長血を患った女が私でした。

 教会の礼拝に出席するようになり、聖書を読むようになると、わからない事がたくさん出てきましたが、特に「あなたの敵を愛しなさい」というイエス様の言葉は理解できませんでした。私にひどい事をした人や私に迷惑をかけた人を、どうして愛することができるのだろうと思いました。教会の先生に尋ねると、“イエス様を信じて罪が赦されたら、イエス様の愛によって赦すことができるようになりますよ”と言われましたが、すぐには納得できませんでした。

 そのうち、先生から学びを受けるようになりました。先生は、私の話をよく聞いてくださり、また聖書の事、神様の事をわかりやすくお話してくださいました。ある時、学びの中で、自分の罪が何かを教えられ、自分が神様の前に罪びとであることがわかりました。そして、神様の前で罪を悔い改め、イエス様の十字架を信じました。先生は、私の頭に手を置いて、「しっかりしなさい。あなたの罪は赦されました」と言ってくださいました。すると、不思議なように重荷が取り除かれて、心が軽くなるのを感じました。

 こうして私は罪から救われました。その後は、なぜか人に対して腹を立てることが少なくなり、心穏やかに過ごせるようになりました。先生にそう言うと、“救われたからですよ”と言われました。

 まだまだわからない事がたくさんありますが、神様を信じて、み言葉に従っていきたいと思います。神様、ありがとうございます。