神はわれらの避け所
詩篇４６：１－３
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
今年は新年早々、ショッキングな出来事が起こりました。元日に能登半島を襲った大地震です。たくさんの方の尊い命が奪われ、今もなお安否のわからない方がたくさんおられます。また、たくさんの方が家を失い、大切な方を失いました。今も懸命の救助活動が行われ、救援物資を届けるための努力がなされています。被災された方々の上に、豊かな慰めと助けと癒しがありますように、また、救助や捜索など、現地で活動されている方々の上に、豊かな守りと支えがありますように、心からお祈りいたします。
聖書にこのように書かれています、「神は われらの避け所 また力。苦しむとき そこにある強き助け。それゆえ われらは恐れない。たとえ地が変わり 山々が揺れ 海のただ中に移るとも。たとえその水が立ち騒ぎ 泡立っても その水かさが増し 山々が揺れ動いても」。今回の地震のような突然の天変地異によって、私たちはいとも簡単に大切なものを奪われてしまいます。しかし、神様は私たちの避け所となってくださるお方です。私たちに助けが必要なとき、慰めが必要なとき、癒しが必要なとき、それらを与えることのできる方です。
私たちに最も必要な助けとは何でしょうか。それは、魂の救いです。どんなに日常の生活を失い、家を失っても、魂の救いをいただいていれば、神様を信じる信仰によって前を向いて生きていくことができます。できることなら起こってほしくないですが、たとえ愛する人を失ったとしても、魂の救いをいただいていれば、また天国で会える希望をもって生きていくことができます。また、たとえ自分自身が命を失うことがあったとしても、魂の救いをいただいていれば、永遠の命で生きることができます。魂の救いをいただいているかどうかというのは、それほど大切なことなのです。
私たちは、罪のために神様から遠く離れ、魂が滅びてしまう存在でした。私たちの魂を滅びから救うために、キリストが神様から遣わされ、十字架にかかって死に、死を破ってよみがえってくださいました。このキリストの十字架と復活によって、私たちの魂が救われる道が開かれました。自分の罪を悔い改め、キリストを救い主と信じた者は誰でも、どんな罪をも赦され、滅びからの救いをいただくことができます。この魂の救いをいただいた者は、どんなことが起こっても、神様を信じる信仰によって前へ向かって生きていくことができます。
神様は私たちの避け所です。キリストによる魂の救いを与え、私たちを滅びから救い、私たちをいつも守り、助けてくださいます。この神様に目を向け、キリストの救いをいただいて、始まったばかりのこの新しい年を歩んでいきましょう。
教会ではあなたのお越しを心からお待ちしています。