希望のダイヤル

希望のダイヤル / 0797-77-3746

電話で約3分間のテレフォンメッセージを聞くことができます。
同じ内容のものをこちらのページに記載しています。
24時間いつでも電話一本で聞くことができますので、ご家族ご友人にもぜひ紹介ください。

※毎週土曜日に更新されます。

2023.12.25

ここまで主が助けてくださった

1サムエル7:12

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
 
 いよいよ年の瀬が迫ってきました。今年は、皆様にとってどのような年だったでしょうか。嬉しかったことや楽しかったこと、あるいは、辛かったことや寂しかったこともあったでしょうか。どのような年であったにせよ、神様の助けと守りと導きがあったことを覚えたいと思います。そして、やがて来たる新しい年へと向かっていきたいと思います。
 
 聖書にこのように書かれている箇所があります、「サムエルは一つの石を取り、ミツパとエシェンの間に置き、それにエベン・エゼルという名をつけ、『ここまで主が私たちを助けてくださった』と言った」。これは、預言者サムエルが記念碑を建てたときの場面です。サムエルがイスラエルの民を代表して神様に燔祭をささげようとしていたとき、宿敵であるペリシテ人が奇襲攻撃を仕掛けてきました。絶体絶命のピンチです。しかし、神様が雷鳴をとどろかせてペリシテ軍を撹乱されたので、イスラエルの軍は彼らを打ち負かすことができました。この戦いの後、サムエルが石を一つ取り、エベン・エゼルと名前をつけて記念碑を建てました。エベン・エゼルとは、”助けの石”という意味です。彼は言いました、「ここまで主が私たちを助けてくださった」。彼は思い返していたのです。今回だけではない。神様はいつも我々イスラエルの民を守り、導き、どんなに危険なときであっても助けてくださった。彼らの歩みは決して順調ではありませんでした。厳しく、険しいものでした。でも、どんなところを通っているときであっても、神様は彼らを助け、真実をもって導かれました。
 
 エベン・エゼル、”助けの石”を、私たちも建てることができます。私たちにとっての”助けの石”とは何でしょうか。イエス・キリストです。私たちは、罪のために神様から遠く離れ、そのままでは滅びてしまう存在でした。そんな私たちが滅びるのを神様は惜しんでくださり、私たちのために救いの道を備えてくださいました。それがキリストの十字架と復活でした。キリストが十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえってくださったことによって、私たちに救いの道が開かれたのです。誰でも自分の罪を悔い改め、キリストの十字架と復活を信じならば、罪を赦していただき、滅びからの救いをいただくことができます。救い主キリストが、私たちの”助けの石”となってくださるのです。キリストの救いをいただいた者は、どんなに辛く大変なときであっても、”ここまで主が私を助けてくださった。だから、これからも主を信じていく”と、恵みを感謝し、さらなる信仰を強めていくことができます。
 
 ”ここまで主が私を助けてくださった”と、キリストの救いをいただくならば、あなたも言うことができます。ぜひ、キリストの救いをいただいてください。間もなく訪れる新しい年も、神様の豊かな祝福がありますようにお祈りしています。
 
 教会では毎週日曜日10時半から礼拝を行なっています。どなたでもお越しいただける開かれた集いです。ぜひお越しください。心からお待ちしています。