希望のダイヤル

希望のダイヤル / 0797-77-3746

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※毎週土曜日に更新されます。

2023.12.16

私のための救い主

ルカ2:10,11

クリスマス、おめでとうございます。

 世界で最初のクリスマス、イエス・キリストがお生まれになったという知らせは、まず名もなき羊飼いたちに知らされました。夜、野宿をしながら羊たちの番をしていた彼らに、突然天からの光が照らしました。主の使いが彼らのところにやって来たのです。主の使いは言いました、「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます」。次いで主の使いはこう言いました、「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです」。救い主が生まれたとは、まさにビッグニュースです。「この民全体」とは、イスラエルの民族だけでなく、全人類を指しているのだと、羊飼いたちは気がついたことでしょう。しかし、全ての人々のため、みんなのため、というだけではありません。「あなたがたのために」と言われているのですから、私たちのため、もっと言うなら、この私のためなのです。

 クリスマスのシーズン、いろいろなところで”クリスマスとは、救い主イエス・キリストのお誕生をお祝いする日”という説明を耳にし、目にします。どこも間違っていない、100点満点の説明です。けれども、どこか、みんなのため、世界中の人々のため、というよそよそしさを感じてしまうのは気のせいでしょうか。クリスマスをよそよそしく捉えている限り、クリスマスの意味を心の底で知ることも、クリスマスの恵みを深い部分で受け取ることもできないでしょう。イエス・キリストが、この私の救い主としてお生まれくださった…。これが、クリスマスです。

 私たちは、罪のために神様から遠く離れた存在でした。そのままでは確実に滅びてしまう存在でした。そんな私たちを神様のもとに立ち返らせ、滅びから救うために、神様はひとり子キリストをこの地上に遣わしてくださいました。一人の赤ん坊、一人の人間としてこの地上に生まれさせてくださったのです。その目的は、十字架にかかって死ぬためでした。この世のどこに、生まれてくるときから、その死を目的とする赤ん坊がいるでしょうか。しかし、キリストがこの地上にお生まれになった目的は、十字架にかかって死ぬこと、そして、その死を通して、私たちの救いを成し遂げることでした。キリストが十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえられたことによって、神様は私たちに救いの道を開いてくださったのです。私たちは、自分の罪を悔い改め、キリストを私の救い主と信じるなら、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。この救いを受け取る者が、私のための救い主と信仰を告白することができるのです。

 ぜひ、あなたも、キリストの救いをいただいて、私のための救い主がお生まれになったクリスマスと受け取っていただきたいと願います。

 教会では、12月24日(日)午前10:30からクリスマス礼拝を開きます。また、同日午後1:30からキャンドルライトサービスを開きます。今年のクリスマスは、ぜひ教会でお過ごしください。心からお待ちしています。

 なお、このメッセージは12月25日夜までとさせていただきます。

 

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