希望のダイヤル

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※毎週土曜日に更新されます。

2023.12.02

光を待ち望む

イザヤ9:2

こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。

 12月に入りました。街はすっかりクリスマスムードです。きらびやかな飾りつけ、きらきらしたイルミメーション、軽やかなクリスマスソングのBGM…。そんな中に身を置くと、なんだかうきうきしてきます。でも、教会でのこの時期の過ごし方は違います。キリスト教のカレンダーでは、11月30日に最も近い日曜日からクリスマスまでの約4週間を、アドベントと呼びます。アドベントは、またの呼び方を待降節と言い、クリスマスを待ち望む期間です。アドベントの礼拝では、前にキャンドルが並べられ、礼拝ごとに1本ずつ火が灯されていきます。クリスマス礼拝には、全てのキャンドルに火が灯されます。キャンドルの光を見ながら、静かにクリスマスを待ち望むのです。

 キリストは、光としてこの地上に来てくださいました。一人の小さな赤ん坊として、ユダヤの片隅の家畜小屋で、ひっそりとお生まれになりましたが、全ての人が待ち望んでいた光でした。旧約聖書にこう預言されています、「闇の中を歩んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が輝く」。私たちは、神様の前に罪を犯し、神様から遠く離れた存在でした。本来神様から与えられていた光は失われ、闇の中を歩む者となってしまいました。その行き着く先は滅びでした。しかし、神様は私たちが滅びるのを惜しんでくださり、キリストを私たちのところに遣わしてくださいました。キリストを通して、私たちの闇に光を灯し、救いを与えるためでした。キリストが十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえられることによって、この救いは完成しました。どんな罪を犯した人であっても、罪を悔い改め、キリストを救い主として信じるなら、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。どんなに深い闇を抱える人であっても、キリストという光によって闇を消し去り、光を持つ者となることができます。

 私たちにもキリストの光は与えられます。キリストの救いは、それを待ち望む者に必ず与えられます。あなたは今、闇の中を歩いておられますか。巷の賑やかなクリスマスムードでは決して照らすことのできない、闇を抱えておられますか。キリストの光を待ち望みましょう。そして、キリストの救いをいただきましょう。

 教会では、12月23日(土)午後3時より、チェロコンサートを開きます。べアンテ・ボーマン先生をお迎えし、美しいチェロの音色に耳を傾けます。ぜひ今からご予定くださり、お越しください。心からお待ちしています。

 

 

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