本当の希望
ローマ１５：１３
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
３月に入りました。まだまだ寒い中にあっても、少しずつ春が近づいていることが感じられるようになってきました。春は希望のイメージと結びつけられます。ちょうど今のような寒い冬から暖かい春に変わっていく時期、あちこちに感じられる春の兆しに心がわくわくするからでしょうか。
本来、希望に溢れた時期であるはずの今ですが、巷は暗いニュースばかりです。２年目に突入してもまだ終わらないウクライナとロシアの戦争、発生から１ヶ月が経っても未だ救助・救援の手が行き渡っていないトルコの大地震、国内外を問わず起こる悲惨な事件の数々、と私たちの心から希望をすっかり奪い取ってしまいかねないもので満ちています。私たちはどこに希望を見出せばよいのでしょうか。
聖書は語ります。本当の希望は神から来る、と。神だけが、どんなことが起こっても決してなくならない本当の希望を、私たちに与えることできる、と。こうあります、「どうか、希望の神が、信仰によるすべての喜びと平安であなたがたを満たし、聖霊の力によって希望にあふれさせてくださいますように」。ここに語られている通り、神様は、私たちを希望にあふれさせてくださるお方です。その希望は、喜びと平安から来るものであり、さらに、その土台は信仰です。
私たちは、罪のために、神様から遠く離れた存在でした。そのままでは滅びてしまう、希望どころか絶望に満ちた存在でした。しかし、神様はそんな私たちを憐れんでくださり、ひとり子キリストを私たちのところに遣わされました。キリストは十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえられました。自分の罪を悔い改め、キリストの十字架と復活を信じる者は誰であっても、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。そして、キリストを信じる信仰を土台とした喜びと平安を持つことができます。こうして救われた者が、決してなくならない本当の希望にあふれて生きていくことができます。どんなことが起こっても、希望が消え失せることはありません。
あなたもぜひ、キリストの救いに与り、希望にあふれた生き方を始めませんか。
教会では、毎週日曜日、午前１０時半より礼拝を行っています。一週間の初めの日に、賛美歌を歌い、祈りをささげ、聖書からのメッセージに耳を傾けることは、大きな祝福となります。あなたのおいでを心からお待ちしています。