神はわれらの避け所
詩篇４６：１－３
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
私たちの周りには、私たちを恐れさせるものがたくさんあります。例えば、新型コロナウイルスやインフルエンザなどに感染したらどうしようという恐れ、日本がまた戦争に巻き込まれてしまったらどうしようという恐れ、大地震や津波に襲われたらどうしようという恐れなど、挙げればキリがないでしょう。それほど私たちは恐れに取り囲まれて生きているのです。どれほど予防策を講じ、もしそれが起こっても大丈夫なように備えていたとしても、肝心の私たちの心から恐れを取り除くことは、果たしてできるでしょうか。
聖書はこう語ります、「神は われらの避け所 また力。 苦しむとき そこにある強き助け。それゆえ われらは恐れない。 たとえ地が変わり 山々が揺れ 海のただ中に移るとも。たとえその水が立ち騒ぎ 泡立っても その水かさが増し 山々が揺れ動いても」。例え、未曾有の天変地異のように、考えてもいなかったような出来事が起こったとしても、私は恐れない、なぜなら、神が私の避け所、また力となってくださるから、すぐ傍で強き助けとなってくださるから、という信仰告白です。ここにある通り、神様は、避け所となって私たちを守ってくださるお方です。力となって、私たちを助けてくださるお方です。どこか遠くにいて、私たちが泣こうがわめこうが他人事のように眺めているのではなく、私たちが、今、すぐに、助けが必要なときに、今、すぐに、助けの御手を差し伸べてくださるお方です。
私たちは、本来、神様によって創造された存在でした。神様のもとで何の恐れもなく生きていました。しかし、罪が入り、私たちは神様から遠く離れてしまいました。神様から離れた私たちの行き着く先は滅びです。私たちは、様々なものを恐れ、究極的には滅びを恐れながら生きる存在となったのです。しかし、神のひとり子キリストが私たちのところに来てくださり、十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえってくださいました。私たちを滅びから救い、恐れから解放するためです。キリストの十字架と復活を信じる者は、罪の赦しと、滅びからの救いをいただくことができます。そして、キリストを信じる信仰によって、恐れから解放された歩みを送ることができます。
あなたは、今、恐れを持っておられますか。ぜひ、キリストの救いをいただき、恐れからの解放を受け取っていただきたいと願います。
教会では、毎週日曜日、午前１０時半より礼拝を行っています。一週間の初めの日に、賛美歌を歌い、祈りをささげ、聖書からのメッセージに耳を傾けることは、大きな祝福となります。あなたのおいでを心からお待ちしています。