クリスマスの喜び
ルカ２：１０，１１
クリスマス、おめでとうございます。
現代の日本で、クリスマスが、イエス・キリストのお誕生をお祝いするときだということを知らない人は、おそらくほとんどおられないと思います。でも、キリストのお誕生が、なぜそんなにおめでたいことなのか、なにがそんなに喜ばしいことなのかを知っている人は、どれだけおられるでしょうか。
クリスマスの有名なストーリーの一つに、羊飼いに天使が現れてキリストの誕生を知らせる場面があります。天使はこう告げました、「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである」。「大きな喜び」と言われています。救い主お誕生のニュースは、まさに大きな喜びを与えるものだったのです。当時のユダヤ人たちにとってだけのことではありません。今を生きる私たちにまで及ぶ、全ての人々にとっての喜びです。
私たちは罪のために神様から遠く離れ、そのままでは永遠の滅びが定められた存在でした。しかし、神様は私たちを深く愛し、憐れみ、ひとり子キリストを私たちに与えてくださいました。私たちと同じ人となり、赤ん坊として生まれてくださったキリストが、その生涯をかけて向かわれたのは十字架の死でした。この十字架の死こそ、私たちに罪からの解放と滅びからの救いを与える神様の手段であり、キリストがこの地上に来られた目的だったのです。私たちは、自分の罪を悔い改め、キリストを私の救い主と信じるならば、誰一人例外なく、この救いをいただくことができます。
これが、クリスマスを喜ぶ理由です。キリストの救いをいただいた者は、心の底から、クリスマスを喜び、救いを感謝することができます。あなたも、キリストの救いをいただいて、クリスマスの喜びを受け取っていただきたいと願います。
教会では、１２月２４日（土）、午後３時よりクリスマス・チェロコンサートを開きます。ベアンテ・ボーマン先生とルリ子・ボーマン先生による、心あたたまる音楽とメッセージのひと時です。入場無料です。ぜひお越しください。
なお、このメッセージは１２月２５日（日）夕方までとさせていただきます。