主はあなたを守る方
詩篇１２１：５，６
こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
短かった梅雨が終わった途端、各地で猛暑日が続いています。まだ6月のうちから、ところによっては40度を越す気温を記録しているというニュースもあります。厳しい夏が、待ったなしで始まっています。
さて、日差しのきつい昼間、ちょっとした日陰がありがたく感じるものです。信号待ちをするとき、近くに日陰を見つけたら必ず入るという方もおられると思います。日本語の「かげ」には、こざと偏の「陰」とさんづくりの「影」の二通りの漢字がありますが、どちらも由来は「陽炎（かげろう）」から来ていて、光を表す言葉なのだそうです。つまり、「かげ」の主体は光であり、光を反対側から表現しているのです。
神様も、私たちのために「陰」を作ってくださるお方です。「かげ」の主体が光であるように、「陰」を通して、私たちは神様の守りを知ることができます。聖書にこうあります、「主はあなたを守る方。主はあなたの右手をおおう陰。昼も 日があなたを打つことはなく 夜も 月があなたを打つことはない」。神様が与えてくださる「陰」とは何でしょうか。様々なところで私たちは神様の守りを体験することができます。でも、最大の「陰」は、神様のひとり子イエス・キリストです。キリストは、神様から遣わされて私たちのところに来てくださいました。私たちは罪のために、神様から遠く離れ、そのままでは滅びる存在でした。まさに、じりじりと照りつける太陽に焼かれ、干からびて死んでしまう運命だったのです。しかし、キリストが私たちを覆う陰となってくださいました。十字架にかかって死に、死を打ち破ってよみがえられたキリストが、私たちのために救いの道を開いてくださったのです。キリストの十字架と復活を信じる者は誰でも、罪の赦しと滅びからの救いをいただくことができます。そして、キリストの愛と平安のうちに憩い、キリストを信じる者として、力をいただいて歩んでいくことができます。
神様は、私たちを守ってくださるお方です。あなたも、キリストの救いをいただき、神様の守りのうちを歩む者となりませんか。
教会では、新型コロナウイルス感染防止に努めながら、毎週日曜日９時半からと１１時から、礼拝を行っています。あなたのおいでをお待ちしています。