希望のダイヤル

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2021.01.23

あらゆる境遇に処する秘訣

ピリピ4:11,12

こんにちは。ご機嫌いかがですか。

ピリピ人への手紙シリーズ第28回は、4章11,12節です。「乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満足することを学びました。私は、貧しくあることも知っており、富むことも知っています。満ち足りることにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。」

“貧すれば貪(どん)する”と言いますね。“人は貧しくなれば貪欲になる”という意味で、育った環境がその人の性格に影響を及ぼすことを言いたいときに使われる言葉です。確かに当たっている一面はあります。お金がなくなり、生活が苦しくなると、窃盗や強盗などを思いつく人がいます。しかし、誰にでも当てはまるわけではありません。

それが証拠に、パウロはここで、「私は、貧しくあることも知っており」と言っています。貧しければ、その貧しさに十分対応できる、というわけです。やせ我慢で言うのではありません。本心からの言葉です。パウロは、たまに経済的に余裕のあるときもあったでしょうが、たいていは貧しい生活を送りました。経済的な貧しさだけではなく、肉体的、精神的に圧迫され、苦しみを受けることが多かったのです。それは、福音のためでした。

イエス・キリストを信じれば、だれでも罪と滅びから救われる、だれでも神の子として新しく造り変えられるという喜びの知らせを、一人でも多くの人に伝えたいと願って、彼は、キリストの十字架と復活の福音を語りながら旅をしました。暖かく迎えられ、彼のメッセージが受け入れられるということもありましたが、多くは、拒まれ、憎まれ、迫害を受けました。この手紙を書いているこの時も、彼はローマの獄中に繋がれていたのです。

しかし。彼は、どんなに貧しく、乏しく、苦しくでも、決して不平をもらさず、むしろ、感謝をもってそのときの境遇に対処しました。彼の強靭(きょうじん)な精神力のゆえでしょうか。いいえ。信仰のゆえです。どんな環境にあっても、共にいます主を信じ、主にだけ信頼する信仰に立っていましたから、そのようにできたのです。

私たちは、パウロの足元にも及ばない者ですが、しかし、同じ信仰に立つことができます。私を愛し、私のために貧しくなって、十字架の苦しみを嘗(な)め尽くしてくださったキリストを信じて、このお方に信頼していけば、私たちも、どんな境遇にあっても足ることができます。これこそ、ほんとうに豊かな生き方といえるのではないでしょうか。

教会では、緊急事態宣言が発令されている中でも、感染防止に努めながら、毎週日曜日午前9時半からと11時から礼拝を行っています。あなたのおいでをお待ちしています。

 

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