あなたがたは力を受けます
使徒１：８
こんにちは。ご機嫌いかがですか。
今年は６月９日はペンテコステ記念日です。今からおよそ２０００年前、待ち望んでいた人々の上に、聖霊が下られたことを覚え、感謝する日です。
イエス様は、当時のユダヤ人の指導者たちの妬みを買って、十字架につけられて死なれました。しかしそれは、罪なき神の御子が、全人類の罪を背負って、身代わりに十字架で死ぬという、神様のご計画でした。イエス様は、まさに私たちの罪のために十字架で死なれたのです。信じる私たちに、罪の赦しを与えるためでした。死んで葬られたイエス様は、三日目に墓の中から復活されました。信じる私たちに永遠のいのちと死への勝利を与えるためでした。
復活されたイエス様は、４０日間にわたって度々弟子たちにお姿を表わされた後、彼らの見ている前で天に昇って行かれました。その時に、イエス様は彼らに約束をお与えになりました。それは使徒の働き１章８節に書かれてあります。「しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」
弟子たちは、まだまだ弱い人たちでした。すぐに不信仰になりました。人を恐れてイエス様のことを伝えることができませんでした。すぐに不平が出てきました。そうです、私たちと同じ、弱くて情けない者だったのです。
そのような彼らに、「力を受けます」と約束されました。いつもイエス様に信頼して従っていく力、神様と人をどこまでも愛していく力、そして何よりも「地の果てまで」イエス様の証人となって、イエス様の救いのすばらしさを人々に伝えて行く力が与えられると約束されたのです。
この約束が実現したのが、ペンテコステの日でした。人々は集まって、約束を信じて祈っていました。祈って、祈って、祈り続けました。ちょうど１０日たったペンテコステの日の朝、突然、聖霊は人々の上に下られました。この日を期して、弟子たちは強められ、文字通りイエス様の証人として、神様の恵みを語り伝えて行ったのです。
あなたは力が欲しいと思われますか。もっと神様を愛する力が、御言葉に従う力が、神様の恵みを大胆に証ししていく力が欲しいですか。あの昔に下られた聖霊は、今も私たちの上に臨まれます。神様の約束は今も続いています。大切なことは、自分が弱い者であることを認めて、聖霊の力を求めていくことです。
一度教会にお越しください。心からお待ちしています。