希望のダイヤル

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2018.06.09

代価を払って買い取られた恵み

Ⅰコリント6:20

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。

聖書の舞台になっているイスラエルの歴史には、非常に興味深いものがあります。昔、イスラエルの人々はエジプトで、苦しくて惨めな奴隷生活を送っていました。彼らは神に助けを叫び求め、神はその声を聞かれて、モーセをお立てになり、彼によって出エジプトさせなさいました。その時の方法は不思議でした。子羊の血が家々の門柱と鴨居に塗られ、災いをもたらす神の使いが、その血を見てその家を過ぎ越すという方法でした。子羊の血が塗られていないエジプト人の家には災いが下り、塗られているイスラエルの人々の家は守られたのです。神はイスラエルの民を、子羊の血をもって贖い出されたのです。

これは、私たちの魂の救いを象徴しています。私たちは、天地を創造されたまことの神によって創られました。ところが、傲慢になり、神に背いて罪を犯し、神のもとから離れました。神によって創造された私たちが、神から離れたらどうなると思いますか。滅びるしかないのです。

しかし、愛なる神は、私たちが滅びるを見るに忍びないと思われ、私たちを憐れんでくださって、独り子イエス様を送ってくださいました。神の子イエス様は、私たちと同じ人間となってこの世に来られ、何の罪もないお方でしたのに、十字架にかかり、血を流して死なれました。イエス様は、罪びとの私たちが受けなければならなかった罰を、私たちに代わって受けてくださったのです。

私たちが、自分の罪を悔い改め、イエス様が十字架で流された血は、この自分のためだったと信じるなら、私たちはすべての罪が赦され、救われます。つまり、神の子イエス様の子羊のような尊い血によって、私たちは罪と滅びから贖い出されるのです。

コリント人への手紙第一6章20節を読みましょう。「あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから、自分のからだをもって神の栄光を現しなさい。」イエス様の血潮という尊い代価が払われて、私たちは罪とその結果である滅びから買い取っていただき、本来あるべき神のもとに連れ帰っていただくことができるのです。これがイエス様による救いです。

この救いをいただいたら、私たちは自分のからだをもって神の栄光を現す者になります。つまり、神に喜ばれる生き方ができるのです。そのような生き方をしたいですね。イエス様の十字架を信じましょう。

教会では、6月24日(日)午後3時より、チャペルコンサートを開きます。友枝良平さんのオカリナと永田参男さんのギターのコンサートです。入場無料です。どなたでもお越しください。

 

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