希望のダイヤル

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※毎週土曜日に更新されます。

2016.04.02

キリストのしもべ

ピリピ1:1

こんにちは。ご機嫌いかがですか。

今週から少し趣向を変えて、新約聖書ピリピ人への手紙を連続して取り上げてお話しします。今までと比べると、ちょっと堅い感じがするかもしれませんが、神様のからの大切なメッセージをお聞き取りください。

1章1節にこうあります。「キリスト・イエスのしもべであるパウロとテモテから、ピリピにいるキリスト・イエスにあるすべての聖徒たち、また監督と執事たちへ。」

この手紙の差出人は、パウロです。彼は自分のことを「キリスト・イエスのしもべ」と言っています。しもべとは奴隷のことです。奴隷は自分の主義主張を表しません。ただ主人に仕えるだけです。主人の命じるままに行動し、主人に喜ばれることだけに専心します。パウロは、自分はそういうキリストのしもべだと言うのです。

私たちは、ともすると自己主張を強く出しすぎるために、人とぶつかり、争い、果ては人間関係がもつれて、傷付けあうということがよくあります。しかし、自分はしもべだという立場に立てばどうでしょうか。決して、人の言いなりになるのでも、上の人に媚を売るのでもありません。キリストのしもべです。主人はキリストなのです。どこまでも心を低くして、キリストに従うなら、同じような心で人に接することができるようになるはずです。

誰よりもキリストが、まず私たちのしもべとなってくださいました。神の御子であられたにもかかわらず、人となってこの世に来られ、十字架におかかりになりました。私たちを罪から救うためです。“自分の権利、自分の利益”を最優先させる自己中心、これこそ罪の親玉です。その罪を持ったままでは、私たちは確実に滅びます。その罪と滅びから救うために、キリストは天の栄光を捨てて、十字架にかかられたのです。

自分の罪を悔い改め、キリストの十字架が自分のためだったと信じれば、私たちは誰でも罪が赦され、新しく生まれ変わります。さらに、キリストが十字架で流された血潮によって、内側の汚れがきよめられ、キリストを内に宿す恵みをいただいたら、キリストのしもべとして、キリストに従順に従い、また人に対しても柔和な心で接することができる者になります。

あなたもキリスト・イエスのしもべになりたいと思われませんか。

教会では、5月1日(日)午後4時より、チャペルコンサートを開きます。友枝良平さんによるオカリナと揚琴のコンサートです。入場無料です。ぜひお集いください。

 

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