キリスト教と私

教会員によるキリスト教との出会いの体験談

教会に来られている方々が、どのようにしてキリストに出会い、
どのようにして新しい人生を送るようになったのか、体験談をご紹介します。

2015.04.19

「おこづかいをためて聖書を買った」石坂啓

聞き手:今回は、昨年9月に洗礼を受けた中学生の石坂 啓(けい)くんに登場していただきます。啓くんはクリスチャンの家庭に生まれ、育ったのですよね。
石坂兄:はい、祖母もクリスチャンでした。
聞き手:クリスチャンホームで育つ中で、何か感じることはありましたか。
石坂兄:日曜日には当たり前のように教会に行っていましたが、まわりの友だちから遊びに行こうと誘われた時、“教会に行っているから”と言って断ると、変な目で見られて、寂しく思うこともありました。でも、今では、断ってよかったなと思います。
聞き手:それはよかったです。きっと神様も喜んでいてくださいますよ。ところで、好きなことは何ですか、教会に行くこと以外には。
石坂兄:マンガを読むことです。教会でもよくマンガを読んでいます。牧師先生から“啓くんはマンガが好きなんやね”と言われたくらいです。
聞き手:最近一番心に残っていることは何ですか。
石坂兄:去年の夏、益田キャラバン伝道に行ったことです。初めてトラクトを配って歩きました。初めはドキドキして、自分にできるかなと心配でしたが、やっているうちに楽しくなり、“家の人がこのトラクトを読んでくれるように、集会に来てくれるように”とお祈りしながら配れました。
聞き手:それは良い経験になりましたね。では、お証しをお願いします。

 ぼくが生まれた時には、お父さんもお母さんもクリスチャンだったので、小さい時からイエス様のことは知っていました。だけど、イエス様が救い主ということはまだ知りませんでした。

 小学生の時に聖書を読んで、はっきりとイエス様は救い主だということが分かりました。

その後、宝塚栄光教会に通うようになってから、ヘブル13章5節「私は決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにしない。」というみことばを読みました。ぼくはなぜか、これはぼくに与えられた言葉だと思いました。

 それから、おこづかいをためて、栄光教会と同じ聖書を買いました。その日の朝、ぼくは第2テサロニケ5章16~18節「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。」というみことばを読みました。すると、聖書を買った時に付いていたしおりにも、全く同じみことばがかかれていて、とてもびっくりしました。ぼくは、イエス様がぼくを気にしてくれているように感じて嬉しかったです。

 聖書を読んだり話を聞いたりしているうちに、ぼくは、嘘をついたり、約束を破ったり、色々悪いことをしてしまう、生まれた時からの罪人だということがわかりました。そしてイエス様がぼくのためにも十字架にかかって死んでくれたのを信じれば、ぼくの罪はゆるされて、天国にいけることがわかりました。

 ぼくはイエス様を信じます。そしてイエス様に会いたいと思います。