希望のダイヤル

希望のダイヤル / 0797-77-3746

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※毎週土曜日に更新されます。

2015.03.21

香油のかおりでいっぱいに

ヨハネ12:3

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。

匂いに敏感な人がいますね。私などは鈍感なのですが、ほかの人にはわからないようなかすかな匂いを感じ取る人もいます。良い匂いは人の心を和ませ、癒します。聖書の中に、良いかおりについて書かれている記事がいくつかあります。その中に、次のようなみ言葉があります。

「マリヤは、非常に高価な、純粋なナルドの香油三百グラムを取って、イエスの足に塗り、彼女の髪の毛でイエスの足をぬぐった。家は香油のかおりでいっぱいになった。」ヨハネの福音書12章3節のみ言葉です。

これは、イエス様が十字架につけられる6日前、エルサレムに近いベタニヤという村で起こった出来事です。イエス様は、マルタ、マリヤ、ラザロの3人の兄弟姉妹の家に立ち寄られました。彼らはイエス様のために夕食の用意をしていました。するとマリヤがイエス様に近寄り、ナルドの香油をイエス様の足に塗り、自分の髪の毛で拭き始めました。すると、家は香油のかぐわしい香りでいっぱいになりました。

マリヤはなぜそのようなことをしたのでしょうか。彼女のすることを見ていた人々は、“なんてもったいないことを。その香油を売れば、相当のお金になって、貧しい人たちに分けてあげられたのに”などと言いました。確かにもったいないことかもしれません。

けれども、マリヤの行為には彼女の、イエス様に対する信仰と愛が込められていました。彼女は心ひそかに、こう思っていたのです。“イエス様はこれから、私の罪のために十字架にかかって死のうとしておられる。私はイエス様からどれほど愛していただいたことだろう。そのイエス様を、私も心から愛したい。できる限りのことをして愛したい”と。家いっぱいにひろがった香油の香りは、彼女の愛の香りだったのです。イエス様は、この彼女の信仰と愛を喜んで受け取られました。

私たちも、イエス様を心から愛したいですね。まず、自分がイエス様から深い愛をいただいたことを知りましょう。イエス様は、あなたのために、あなたが罪から救われるために、十字架で死なれたのです。イエス様は、それほどあなたを愛されたのです。その愛を受け取って、罪の赦しをいただいて、今度はこちらがイエス様を心から愛する者とならせていただきましょう。

教会では、3月29日(日)午後4時より、イースター・コンサートを開きます。藤丸麗さんによるピアノコンサートです。入場無料です。心からお待ちしています。

 

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